私は毎週、週末か遅くとも月曜日の朝までには先週の復習と今週の値動き予測というか展望を自分なりに行っています。
一目均衡表とトレンドラインと移動平均線などのオーソドックスなテクニカルを利用して分析をし、おおよそのプランを立てるのが習慣になっています。
今回はその様子を動画にしてみたのでよかったらご覧になってください。
ドル円 値動き分析動画
上記の動画、二回目の動画なので若干お聞き苦しい点があるかと思いますが、何かの参考になれば幸いです。
ファンダメンタル分析をしない理由
さて、ここからは上記動画で話していることをこちらでも書いてみたいと思います。
まず私は一目均衡表を使って分析をし、まずは週足からチェックして日足に移ります。
この流れはいつも同じです。
この時に必ずテクニカルのみで分析を行うようにしています。
つまり、指標の予定や要人発言や利上げ観測などの情報は一切使わずに、テクニカルのみで分析を行っているということです。
なぜファンダメンタルズ分析を行わずにテクニカルのみで分析を行うのかというと、私の場合はファンダメンタル分析を行うと、予測ではなく予想になってしまい、不安定な要素が多くなってしまうからなのです。
例えば、この先に発表される指標の結果というのは現時点では全く分かりませんし、指標の結果というのは数字的には良くなくても市場の状況によっては良い結果として取り入れられることもあります。
雇用統計が良い例ですね。
雇用統計の結果が良くなければドル円は基本的には下がるのですが、直近の値動きや相場の状況によっては上昇したりするのです。
このように指標などによるファンダメンタルズ分析は不安定な要素が含まれてしまうので、私は週間予測の場合におきましては取り入れません。
単純にファンダメンタルズ分析が苦手というのもありますけどね(笑)
週足からチェックする
さてテクニカル分析の話に戻しますと、週間のテクニカル分析を行う際には必ず週足からチェックして日足に移行します。
週足の流れというのは、日足に影響があるので週足からチェックして週足の流れを日足の分析にフィードバックしていくのです。
今週に関しては、週足において雲の上で推移してるので基本的には上昇目線になります。
がしかし、転換線と基準線の間に入ってしまっているので、強い上昇ではありません。
動画内でも言っていますが、このような形になった場合はレンジや小動きになりやすくなります。
しかも、遅行スパンが雲から出ていないので、強い上昇ではないということがわかります。
イメージとしては、週足は上昇基調ではあるが強い上昇ではないということになります。
では、日足に移行して分析をしてみましょう。
日足の分析
日足の分析も週足と同じく、まずは一目均衡表を使って分析を行います。
日足は雲の中で推移してるので、基本的はニュートラルな印象です。ただ、ローソク足がある場所の雲は上昇の雲だということと、遅行スパンは雲より上に出てるので、若干上昇よりという形になります。
遅行スパンが強い上昇を示唆するときは、転換線・基準線・ローソク足・雲の上で推移することが条件なのですが、日足に関してはそこまでではなく転換線・基準線・ローソク足の下で雲より上なので、若干上昇よりという分析になるのです。
雲に関しては先端が下落の雲になっているのが気になります。
そして、転換線と基準線は下落を示唆してる位置関係になっているので、そこも気になるところですね。
こちらの週足と同じく、転換線と基準線の間にローソク足が位置してるので、ニュートラルな状態ではあります。
これらのことを判断すると、若干上昇寄りという判断になりますね。
フィボナッチ分析
次に行うのが、フィボナッチを利用した分析です。
まず初めに行うのが、フィボナッチリトレースメント。
現状を見てみると、23.6%付近で推移しています。
38.2%でサポートされてからの23.6%なので、やはり上昇気味なのなかという印象ですが、23.6%というのは38.2%・50%・61.8%に比べると弱いので、すぐに突破される可能性が高いです。
フィボナッチリトレースメントだけをみると、下落したほうが値幅はとれそうですが、やはり基本的には上昇目線になると思います。
もし下落するとしたら、23.6%で頭を抑えられた上で38.2%を目指して下落をして、38.2%をブレイクアウトしたら50%でサポートされて38.2%まで戻ってくるというイメージになりそうです。
どちらかといえば、そちらのほうが値幅が取れそうなので、そうなってくれたほうがトレードしやすいかなと思いますが、基本的には上昇よりなので難しいところではあります。
トレンドラインが引けない
さて、一目均衡表とフィボナッチ・リトレースメントで分析を行ったら、次に行うのがトレンドラインを引いた分析です。
がしかし、今回のチャートだとトレンドラインを引ける個所が少ないのと、引いたとしても分析として使うにはちょっと弱いイメージです。
ですので、こういった場合は、フィボナッチファンを利用します。
フィボナッチファンについては、過去に何回か登場しています。
【参考】フィボナッチファンの使い方【値動き予測編】
【参考】フィボナッチファン【かずえモン的】効果的な使い方
【参考】ドル円が下落?フィボナッチファンと一目均衡表を使ったチャート分析
【参考】フィボナッチファンをエントリーの判断として使う方法
【参考】ドラゴンストラテジーFXの鉄板パターン!フィボナッチファン編
【参考】フィボナッチファン【かずえモン的】効果的な使い方
結論から言うと、かなり使えるので、トレンドラインの代わりとしても使ってよいと思います。
今回のようにトレンドラインが引けない場合は、私はフィボナッチファンを多用しているのです。
さて、今回の日足を見てみると、このように引くことができます。
これをみると、上昇するにはかなりのパワーが必要だと感じますが、下落強いかといえばそうでもありません。
ただし、下落方向に進んでもらったほうが値幅は取れそうな印象ですね。
下方向のほうがフィボナッチファンのライン同士の間が空いているので、その分値幅が多くとれそうです。
ですので、下落してもらったほうがよいですが、フィボナッチファンを利用した分析を行っても、若干上昇よりの流れなのが気になります。
8月27日からの値動き予測のまとめ
さて、そろそろまとめたいなと思います。
週足の分析は、基本的には若干の上昇寄り
日足の分析も、若干の上昇より
ただし、下落したほうが値幅は取れそう
日足は雲の中に入っているのと、週足は転換線と基準線の間で推移してるので、小動き&レンジになる可能性も高い
という内容になります。
利益を伸ばしていこうというスタイルよりも、5pipsくらいをコツコツ取りに行くほうが効率がよさそうなので、私はスマホ向き【新】1分足スキャル手法を中心に行いながら、オリジナル手法の2PRICE-FXでチャンスがあれば利益を伸ばしてみるといった感じです。
以上となります。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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