国内FX業者を活用すれば、アービトラージ手法が実践できる時代です。いま密かな話題となっているアービトラージについてまとめていきます。
いつもありがとうございます。かずえモンです。
今回はアービトラージが簡単にできるようになったので、情報を共有したいと思い記事を書いています。
まず、FXでアービトラージ手法を実践する方法ご存知ですか?順を追って説明していきますね。
アービトラージとは?
まずアービトラージって何なのか?とお思いかもしれませんが、アービトラージとは価格さを狙ったポジションの取り方でいわゆるサヤ取りトレードとも言われています。
せどりって言葉を書店とかで見ませんか?
例えば、ブックオフなどで売られている100円くらいの本をアマゾンで200円くらいで売って100円の利ザヤを取る
これがせどりのイメージです。
これを投資の世界で行うのが、サヤ取りトレードだと思っていただければわかりやすいかと(厳密には違いますが)。
スワップの差額を得るのがFXのアービトラージ
FXでサヤ取りトレードを行う方法として、最も代表的なやり方はスワップの差額です。
スワップは金利差というもので、簡単に言うと、ポジションを取っていれば毎日お金が付与されるというイメージです。
このスワップは、買いスワップと売りスワップがあります。
買いスワップの例
買いポジションを持っていれば、買いスワップとして業者が指定したスワップが、毎日発生しスワップ分がプラスとなります。
例えば、1万ポジションに対して100円のスワップが付けば、毎日100円がプラスされます
売りスワップの例
売りポジションを持っていれば、売りスワップとして業者が指定したスワップが毎日発生しスワップ分がマイナスになります。
例えば、1万ポジションに対して100円の売りスワップが付けば毎日100円がマイナスになります。
めっちゃシンプルに説明しましたが、これがスワップの仕組みです。
アービトラージ(サヤ取りトレード)は、このスワップを利用してスワップの差額をリスクを最小限に抑えた上でコンスタントに得ようというのがアービトラージ(サヤ取りトレード)です。
アービトラージは両建てが必須
スワップの差額だけを受け取るには、レートの変動による差額が生じてしまうのを極力避けないといけません。
そこで、買いポジションと売りポジションを持ちます。つまり両建てですね。
そうすると、ポジションを持った時点から上昇しても下落しても資金は実質変動しませんね。
上昇したら買いポジションはプラスになりますが売りポジションはマイナスになり利益は相殺されます。
増えもしないし減りもしない。それだとトレードしては意味がないのですが、FXはスワップがついてきます。
勘良い方なら気づいたのではないでしょうか?
買いスワップと売りスワップに差額があれば、両建てポジションを持つことで変動のリスクを軽減した上で、スワップの差額を得ることができるのです!
買いスワップが上回るのが条件
もちろんその差額を受け取るためには、買いスワップが売りスワップを上回っていなければいなければいけません。そうでなければ、差額が生じないからです。
買いスワップ200円:売りスワップ190円、のように買いスワップと売りスワップに差額が生じていないと、アービトラージはうまくいきません。両建てしてるだけになります。
しかし通常FX業者は、売りスワップが買いスワップを上回っています。これが当たり前なのです。ですので、同一のFX業者内でそれを実現するのは難しく、差額が生じるFX業者を探して一覧にして・・・という作業を毎日行わなければいけません。
ちなみに私が数年前にアービトラージにチャレンジしたときは国内業者だけで実現するのが難しいのと、差額が発生してもスプレッドが業者間で全く違いその調整などをしないといけないなと感じ、非常に手間がかかったのを記憶しています。ここだけの話、管理が大変で心が折れました・・・
アービトラージを国内業者でできる時代
今このアービトラージが国内業者でできる時代です!
LIGHTFXのLIGHTペアをご存知ですか?
LIGHTペアは通貨ペアは絞られているが、スワップポイントを高く設定したものです。
上記はLIGHTFXのスマホアプリ
他社を調べてみましたが、やはり総じてスワップが高めです。しかも興味深いのがドル円などのメジャーな通貨ペアのスワップも総じて高めです。
で、逆に売りスワップが少なめのところはというとみんなのFXです。
調べてみたところ、この記事を書いている時点で
南アフリカランド円
南アフリカランド円はLIGHTFXの買いスワップは19円
みんなのFXの売りスワップは17.1円
その差1.9円(2023年8月15日時点)
南アフリカランドなので、10万通貨で計算すると19円の差額がでます。
メキシコペソ円
メキシコペソ円は、LIGHTFXの買いスワップが28円
LION FXの売りスワップが20.4円
なのでその差8円(2023年12月21日時点)
もちろんスワップは日々若干の変動があるので増えたり減ったりしますがイメージとしては上記のようになります。
LIGHTFXのLIGHTペアで買いポジションを持ち、みんなのFXで売りポジションをもつ
令和のアービトラージをFXで狙うなら、LIGHTFX(LIGHTペア)で買いポジションをもち、その他の業者で売りポジションを持つ、これが鉄則です。
違う業者間だとしても両建てをしているので、実質的には資金に変動がないということになります。その点は最大のメリットです。
レートの変動による大きな変動や、突発的なことが起きる可能性があるので、ノーリスクで毎月必ず積み立てられるとは言い切れません。やはり投資にはリスクがつきものです。
しかし、国内業者でアービトラージができるのは非常に大きなメリットですし、何より安心感があります。
アービトラージ狙いの両建てをする時の注意点
これ、もう一つポイントがあって、全く同じ時間にポジションを取るというポイントがあります。
私は昔、欲を出して、買いポジションと売りポジションのそれぞれ良いタイミングでポジションを持とうと欲を出してしまい、管理がめちゃくちゃ大変になりました・・・
同じタイミングでポジションを立てるには、LIGHTFXのFXの注文画面ともう一方の注文画面を同時に出して、同時に注文をする必要があります。
手間などを減らすためにもこれは必須だと思ってください。
逆に言えば、ポジションを取る際の注意点はそのくらいです。これチャレンジする価値はあると思いますよ。
まずはLIGHTFXで口座開設してみて、実際のスワップなどをチェックしてみましょう!ニヤニヤしてきますよ。
スワップで稼ぐのは難しいからアービトラージを進められた体験談
FXでアービトラージをしようと思ったきっかけが14年くらいまえに、スワップポイントで稼いでる人というか運用してる人と話したことがあったからです。
スワップ狙いのがほとんどで、為替差益はあまり考えていないとのこと。自分で外貨預金をしてるようなイメージと仰っていました。
実際に口座見せてもらったときは驚きましたね、スワップってこんなに貯まるのか、と。
その方は、買いポジションのみだったので買いポジションでポジションを調整して、変動をうま〜く利用してポジションを調整していました。相当なスキルなので真似できない・・・
当然私にはそのスキルがなかったのでおすすめされたのがアービトラージでした。
先程も書いたように、当時はそれができる業者が限られているし海外業者も絡めたりしないとだから大変だったんです。
今は違います。
今は国内業者でできる時代です。チャレンジしてみるべきですね。毎日チャリンチャリン、です。