FX初心者さんからのご質問を多くいただくことがあります。その中で最も多いご質問は、
「FX初心者です。FX初心者にオススメのオシレーターを教えてください」
というご質問です。FXのテクニカルという表現だと移動平均線や一目均衡表、トレンドラインなども入りますが、オシレーターと限定された場合のわたしのオススメがあります。それが、RSIです。
FXでは数多くのテクニカル分析ツールが存在するので、FX初心者にとっては、どのツールを使うべきか迷ってしまうと思います。
その中で、なぜ私が最も推奨するのは、RSI(Relative Strength Index)なのか?RSIがなぜ初心者に適しているのか、その理由と基本的な使い方を解説します。
RSIとは何か?
RSIは、一般的な解釈だと、FXの過熱度を測るオシレーター型のテクニカルで、主に買われすぎ・売られすぎを判断するのに使わています。RSIは、0から100までの範囲で表示されて、”一般的には”70以上を「買われ過ぎ」、30以下を「売られ過ぎ」と解釈し使われることがほとんどです。
RSIの使い方
RSIの一般的な使い方とかずえモン的使い方をまとめてみました。
- トレンドの確認として使う(かずえモン的使い方):RSIが40・60を超えると、市場は買われ過ぎの状態に入り、トレンドに入ったと判断することもできます
- ダイバージェンスの識別(一般的な使い方):価格が新高値(または新安値)を更新する一方で、RSIがその動きと一致しない場合、これをダイバージェンスと呼びます。ダイバージェンスが発生するとトレンドの転換点となると判断します。
- サポート・レジスタンスライン:RSIを使って、特定のレベルでのサポートやレジスタンスを確認することも可能です。トレンドラインや水平線を引くことも可能です
RSIを使ったトレード方法
RSIが一般的に使われる状況というのは、レンジ相場です。レンジ相場のトレードに対して機能すると言われています。例えば、RSIが30を下回った際には買いエントリーを検討し、70を超えた際には売りエントリーを考えると良いでしょう。これはいわゆる逆張りのトレードスタイルとなりますので、損切りの設定は必須です。
その他の活用方法としてかずえモンが提唱しているのが、RSIが40以下・60以上に位置したらトレンドに入ったと考え、その方向にエントリーするという方法です。
上記のCの使い方の応用ですが、RSIのブレイクアウトも可能です。RSIにラインを引き、そのラインをRSIがブレイクしたらその方向にエントリーするという方法です。
RSIは万能なオシレーター
このように、RSIはそれ単体でエントリーができたり、相場の分析ができるテクニカルです。オシレーター単体でここまでできるオシレーターはなかなかありません。
私が、FX初心者が最初に覚えるべきオシレーターがRSIだという理由はそこにあります。
分析・トレード、その2つが簡単にできるテクニカルはRSIくらいしかないのです。
RSIの注意点
非常に万能なRSIですが、もちろん欠点はあります。以下が主な欠点です。
- RSIはオシレーターなので、強いトレンドができると張り付いてしまい意味をなさないため、他の指標との併用が必要
- 先行指標ではなく過去の値動きに基づくテクニカルであるため、プライスアクション(値動き)を確認する術が必要
このような欠点はありますが、これらなほとんどのオシレーターで言えることではあります。
まとめ
RSIは、そのシンプルさと幅広い活用方法ができることから、FX初心者が最初に学ぶべきオシレーターだと私は考えます。しかし、どのテクニカル指標も万能ではないため、実際の取引においては、常に値動きの分析とリスク管理、そして損切りの設定が必要です。
RSIをまず初めに理解しておけば、他のテクニカルが理解しやすくなるのではないかと私は思います。
RSIを研究していてはいかがでしょうか?
RSIを使ったFX手法&インジケーター→今まで隠してきてごめんなさい。全ての時間足で表示可能!あらゆるトレードスタイルが可能な【GRSーFX】を限定公開します!追加:オプションも追記しました
RSI参考記事