今回の記事は、久しぶりのトレード手法に関する記事です。
現在、いくつかのトレード手法を検証していて、そのうちの一つが公開してもいいかなという段階に来ているので公開してみます。
今回のトレード手法はシンプルです。
が、その手法の背景となったことを書いておかないとなので、それを踏まえつつ書きます。
HiLoBands手法
で、今回公開する手法は
あ、その前に、最近私のブログからトレード手法をパクって記事にしてる人がいるという報告を頂きました。
こちらに書いてあることは一応著作権があるので、パクるのはやめてください。
紹介はもちろんOKです。
話を戻しますね。
今回はHiLoBandsを使ったトレード手法です。
HiLoBandsは以前から何度も触れていますので、HiLoBandsの詳しい内容については割愛します。
このHiLoBands手法、肝心なのはパラメーターと適用する価格についてです。
HiLoBandsは通常指定した期間の最高値と最安値を結びますが、今回は終値による高値・安値を使います。
で、先ほども書きましたが重要なのはパラメーターです。
今回使うのは
期間 4 で 4期間ずらします
それがこれ
※チャートはFXトレードフィナンシャルのMT4
なぜ 4 にこだわっているのか?
こちらの記事をご覧ください
TDシーケンシャルについてです。
TDシーケンシャルは、現在の足と現在の足よりも4本前の足の終値を使ってカウントを始めます。
この4というパラメーターはここからきています。
色々試しましたが、このパラメーターに落ち着きました。
HiLoBandsトレード手法 エントリールール
肝心な手法ですが、エントリールールは簡単。
このパラメーター設定を施したHiLoBandsのアッパーバンドをローソク足の終値が抜けたら買い、HiLoBandsのローバンドをローソク足の終値が抜けたら売り
これが基本です。
そして、これがもう一つ重要なルールでして
抜けた足を含めて数え、9本以内で利食いをする
というものです。
逆にいえば、抜けてから9本以上経過していたらエントリーをしないというルールです。
これはTDシーケンシャルのルールからアイデアを頂きました。
HiLoBandsトレード手法 損切りルール
そして、損切り。
損切りは一番遠いところでHiLoBandsの反対側のバンド、比較的近いところで、HiLoBandsのミドル
です。
もちろん、これを待たずして損切してもOKとします。
基本的には上記のバンドを利用して損切りをしていきます。
二つの損切りを用意しているので、ポジションを二つに分割して損切りしても良いでしょう。
例えば、2ロットでエントリーしたら1ロットはHiLoBandsのミドルで損切りして、残りの1ロットは反対側のバンドといったように。
そうすることでつなぎ売買的なトレードも可能になってきます。
HiLoBandsトレード手法 利食いルール
一番肝心なポイントでありトレードで一番難しい利食いの方法についてです。
エントリールールのところでも書きましたが、バンドを抜けてから9本以内で決済をします。これがベースです。
この考えがかなり重要でして、9本以上になったらどんな状況であれ決済をします。
トレンドが伸びていきそうでも、9本で決済です。
それを踏まえた上で、バンド内にローソク足が入ってきたら利食いをします。
つまり、利食いは2通りです。
バンド内にローソク足が入ってきたら利食い
バンド内にローソク足が入ってこなくても、バンドから抜けた足が9本続いたら利食い
ということになります。
HiLoBandsを使ったトレード手法のまとめ
ではここでまとめます。
・HiLoBandsの適用価格は終値の高値安値
・パラメーターは4で4期間先にズラします
・アッパーバンド(上のバンド)をローソク足の終値が抜けたら買いでエントリー
・ローバンド(下のバンド)をローソク足の終値が抜けたら売りでエントリー
・損切りは一つ目がHiLoBandsのミドルタッチ
・次の損切りがエントリーした方向とは逆に方向のバンド
・利食いはローソク足がバンドに入ってきたら
・ただし、ローソク足がバンドに入ってこなくても9本経過したら決済をする
となります。
参考になれば幸いです。