今日は外為どっとコムの外為注文情報の活用方法を書いてみたいと思います。
さてさて、私の愛用ツールの一つである、外為どっとコムの外為注文情報ですが、読んで字のごとく、どの価格帯にどの程度の注文が入っているのかを見ることができるツールです。
HPに解説があります
で、この活用方法ですが、この情報それ自体を使ってエントリーしようとかそういう風には使ってません。
上値が重いか、下値がしっかりなのかをある程度判断するために使ってます。
例えば、90.50円付近に買い注文が大量に入っていれば、その辺りが下値の一つの目安になるし、直近の価格帯で90.50円の買い注文が一番多ければ、下値はしっかりなのかなと判断できますよね。
逆に、91.00円付近に大量の売り注文が入っていれば、その辺りが上値の一つの目安として考えられ、その価格帯で頭を抑えられるのかなとか考えることができると思うんですね。
じゃあ、これをどうやってエントリーにつなげるかってことなんですが、例えば現在、90.50円だとしましょう。
外為注文情報をみると、91.00円に大量の売り注文があり、91.10・91.20にも大量の売り注文があり、90.30に大量の買い注文があって、さらに90.20・90.10・90.00・89.90・89.80に大量の買い注文が並んでたとしましょう。
その状況だと、上値の価格帯に3つの売り注文があるのにたいして、下値は5つの買い注文がありますね。
ということは、市場参加者は、下値はしっかりで堅いと考えていて、上昇を考え90.30~89.80辺りの価格帯を押し目と考えてるって予想できます。
上値で見てみると、91.00~91.20付近を戻りだと考えてる市場参加者がいるってことですね。
しかし、90.50で考えると、下値の方が注文の量が多いので、どちらかといえば市場参加者は上昇すると考えてる人が多いって判断できると思うんです。
そこで、チャートを見てみると上昇気味。
となれば、一つの上値の目安を売り注文がある91.00円の手前と考えることができます。
そこで、91.00円付近の前回高値をチェックしてみると、90.85円あたりに前回高値があり、そこがレジスタンスになっているとすれば、直近の高値が90.60円にあり、20EMAや遅行スパン等の状況で上昇のサインがでたら、90.60円をブレイクするのを確認して、91.00円の手前のレジスタンス・90.85円の手前をターゲットとしてロングできる、というプランが立てられるってことです。
こうやって外為注文情報を使うと、トレードプランが立てられるのではないかと思って使っています。
もちろん、その時の相場の状況や、値動きの強さ、そして、指標の発表や、ストップロスの注文状況などにもよるので、外為注文情報に頼りきったトレードはしてはいけません。あくまでもテクニカルを重視すべき。
しかし、その一つの目安に外為注文情報は使えると考えています。
外為注文情報は管理画面のマーケット情報⇒売買情報⇒外為注文情報の順で見ることができます。
外為どっとコムは専門家による情報なども多く、情報量が多いですし、南アフリカランド円や豪ドル円のスワップも比較的高いので口座を持っていても良いと思います。
外為注文情報の解説動画はHPにあるので、一度ご覧になるのも勉強になりますよ