『ローソク足の優れているところはパターン分析ができる所』
と何かの書籍に書いてあったのを思い出しました。（どんな書籍かは忘れました・・・）
バーチャートでもきっとパターン分析とかあるのでしょうけど、ローソク足のほうがバリエーションが豊富なんでしょうね。
酒田五法に代表する、ローソク足のパターン分析は海外でも人気がありますしね。
さて、ここの所、毛抜き天井（底） つつみ足 について触れてきました。
今回は、明けの明星と宵の明星についてです。
FXで使うにはちょっとコツがいるかもしれません
明けの明星と宵の明星
明けの明星と宵の明星は主に株で使われるローソク足のパターンですね。
もちろんＦＸでも使えます。
ただ、株で使う時とＦＸで使う時ではちょっとコツというか、若干使い方を変えないといけないかもしれません。
というのも、明けの明星と宵の明星の正確な使い方は、窓を開けることが前提なんですね。
明けの明星がこちら
宵の明星は逆になります。
株なら窓を開ける事もおおくあるでしょうけど、ＦＸの場合、開けるとしたら週明けの日足くらいで、日常的には窓開けってほとどありません。
なので、ＦＸで利用する場合は、窓（ギャップ）がなくてもＯＫだと考えると使いやすくなると思います。
明けの明星の場合、
実体が長い陰線が出現したあとに、下方向に窓を開けて上ヒゲと下ヒゲが表示された十字線か、それに近い形のローソク足が出現し、その次に上方向に陽線が出現して前々回のローソク足の半値付近以上でローソク足が確定した形
が明けの明星ですが、この説明の中の『窓』の部分を省略して考えます。
※尚、正確な説明を書くと難しく思えますが、簡単にいうと、長めのローソク足の次に十字線が表示されて、次のローソク足も長めになったら明けの明星（宵の明星）だと思っても良いと思います。
※つまり、十字線が表示されたところですね、簡素な言い方をすると。
これは宵の明星でも同じです。
そうやって使っていくと、ＦＸにおいてはとても良いシグナルになると思います。
明けの明星と宵の明星をチャートに表示
こちらをご覧ください
↓明けの明星
↓宵の明星
高速ＦＸに標準搭載されてる明けの明星と宵の明星をシグナル化したものを表示してみました。
包み線と毛抜き線と同じく、高速ＦＸではこのローソク足のパターンを表示できるんです。
なかなか良い感じのシグナルになっているかと思われます。
高速ＦＸの明けの明星と宵の明星の判断は若干ゆるくなっていますが、形としては問題ないレベルなので、利用価値はあると思います。
表示方法はこんな感じです
何度も書きますが、最近の値動きはとても速いです。
瞬時に色々な判断をしなくてはいけません。
オシレーターでは判断が遅くなってしまう事もあるので、こういったプライスアクションも覚えておくと、トレードの役に立つと思います。
高速ＦＸは⇒FXトレード・フィナンシャル
尚、現在高速FXは提供されていません。
ですので、MT4で明けの明星と宵の明星を表示する方法について書きましたので、参考になさってみてください。
ちなみに、プライスアクションを独自理論でインジケーターに落とし込んだのがFXの玉手箱◆くまひげ先生の『マジックボックスFX』です。
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