今回の内容はリクエストがありました、【上位足のZIAZAGを下位足に表示する方法】についです。
ZIGZAGは色々なシグナル等で使われているインジケーターですし、高値安値を知るタイプのインジケーターはZIGZAGをベースにしたりしてるものも多いです。
ZIGZAGはシンプルながらも使い勝手が良いので、覚えておいてもよいですしね。
上位足のZIGZAGを下位足に表示するには?
今回リクエストがあったのはこんな内容です。
まだ、初心者なのですが、上記の内容のように上位足のパラメーターを下位足のチャートに表示されるにはどうされてるんですか?
色々ググっても分からず初歩的な質問で申し訳ありませんが教えて頂けませんか?
こういったリクエストはうれしいですね。
さて、上位足のパラメーターのZIGZAGを下位足に表示する方法ですが、やり方は簡単です。
以前、こちらの記事で紹介したMTF(マルチタイムフレーム)のZIGZAGを使うことで可能となります。
上記ページにMTFのZIGZAGのダウンロード先がありますが、せっかくなのでこちらにも用意しておきますね。
こちらを右クリックで保存してください
設定手順
やり方は簡単。
例えば、5分足に1時間足のZIGZAGを表示したい場合は、まず5分足のチャートを開きます。
次に、ZigZagTriad_mtfのパラメーターを設定しましょう。
設定の箇所一番上にTIME FRAMEという個所がありますので、そちらに表示したい時間を入力します。
今回の5分足に1時間足のZIGZAGを表示するという例だと、TIME FRAMEに60と入力します。
尚、各時間足の数値はこのようになります
時間足 | 入力する数値 |
---|---|
1分足 | 1 |
5分足 | 5 |
15分足 | 15 |
30分足 | 30 |
1時間足 | 60 |
4時間足 | 240 |
日足 | 1440 |
週足 | 10080 |
※上位の時間足を表示できるので、5分足に1分足のZIGZAGを表示することは、このインジケーターではできません。
※15分足に4時間足を表示するとか、そういった使い方をしましょう。
このインジケーターを表示したのがこちらです
→MT4はFXトレード・フィナンシャルを使っています
パラメーターを引き継ぐには?
尚、ZIGZAGのパラメーターを変更すれば、上位足のパラメーターを下位足に表示することもできます。
例えば、1時間足で12・5・3というパラメーターでZIGZAGを表示していたら、上から 60・12・5・3という風に設定して5分足に表示すれば問題ないと思います。
ただし、多少のズレはあると思うのでそのあたりは許容しましょう。
ZIGZAGを表示しない方法も
尚、このインジケーターはパラメーター設定の一番下にSHOW ZIGZAGをいう個所があります。
この個所を trueにすればZIGZAGが表示されますが、faiseにするとZIAZAGは表示されずにサポレジのラインのみが表示されます。
ZIGZAGを使う目的としては、直近の高値安値を知りたくて使うことが多いと思うんですね。
実際私はその目的で使っておりました。
ZIGZAGのラインが表示されなくてもよいという場合は、ここをfalseにするとよいと思います。
私はfalseにして使っています。
ZIGZAGは機能する
あらゆるインジケーターの中でも、とてもシンプルだけど機能するのがこのZIGZAGです。
機能する理由は・・・高値安値だからですね。
高値安値を自動で表示させてしまえば、直感的にチャート分析ができると思います。
「あ、高値ラインが切りあがってるから上昇基調かな」
「この安値ラインをブレイクアウトしたらトレンドが始まるかもしれない」
「高値安値が近いところで更新されてるからレンジかな」
といったように、パッと見ただけで判断ができるようになります。
自分はエントリーのタイミングだけを見計らえばいいので、ある意味楽ちんです。
こういった作業はインジケーターに任せて、トレードに集中しましょう!
今回は、上位の時間足のZIGZAGを下位の時間足に表示する方法と、プラスアルファでした!