MACDはFXをはじめた人なら一度は触れたことがある、定番のテクニカルですね。
しかし、「MACDは使えない」「MACDは機能しない」とも言われることが多いのも事実。
どうしてそのような考えになってしまうのかというと、パラメーターの設定だと私は思っています。つまり、MACDを使いこなすには、パラメーターの設定が重要だということです。
有名なシストレのストラテジー・海外で有名なトレードシステムや手法、そして日本でも有名なシグナルなどで、MACDで方向性を確認してるというモノが多々あるのです。もし本当にMACDが使えないのであれば、そういったシステムや手法でMACDが使われるはずがありません。
MACDはパラメーター設定しだいなのです。
そんなMACDですが私自身、色々なパラメーター設定をしてきました。そこでこの記事では結果的に【私が一番使えるなと感じた最強のMACDのパラメーター設定】を紹介します。
MACDのパラメーター設定
MACDのパラメーターですが、私もいろいろ試してきました。
デフォルトで設定されるパラメーターから超短期的なパラメーターまで、ほんとたくさんの数値を試してきました。
一般的なMACDのパラメーターは【12 26 9】というのが一般的なパラメーターの数値です。
しかし、私が最も機能すると感じた最強のパラメーターは
8 17 9
というパラメーター(数値)です。
【8 17 9】この数値を見てピンときた方はかなりの勉強家でしょう。
そうなんです、このパラメーター(数値)はジョー・ディナポリ氏のパラメーターです。
ディナポリ氏の書籍でオススメなのがこれ
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ディナポリ氏のMACDのパラメーター設定【8・17・9】はやっぱり偉大です。
トレードをする際に、どの時間足でもMACDを表示させていますが、やはりこのパラメータが一番使える&機能すると感じています。
最強のMACDの設定を探す方法
今回紹介した、8 17 9 というパラメーター設定の数値は私自身が試してきたなかで最強だと思う数値です。
しかし、オリジナルのパラメーター設定を探したいという方もいらっしゃると思います。
実は、MACDのパラメーター設定の方法一つに、自分が表示している移動平均線のパラメーターを取り入れるという方法があります。
例えば、チャートに10SMA 20SMA 50SMAを表示していたとしたとしらら、MACDのパラメーターの数値を 20 50 10 にするというイメージです(中期 長期 短期の順にする)。
この方法、かずえモン的にはとても有効だと感じていますし、もしオリジナルのMACDのパラメーターを追求したい場合は、こういった方法で探すのもアリだと思います。
自分が使っている移動平均線のパラメーターをMACDで表示することは、使い慣れた数値を使ってMACDを表示することになるので、それが結果的に最強のパラメーターになることがあります。やはり自分が納得して使う数値が1番良いですからね。
こうやって自分でオリジナルの数値を探すことも可能です。
MACDは8 17 9で試してみる
自分が表示している移動平均線のパラメーターをそのままMACDの数値として流用して設定するのもオススメではあるのですが、オリジナルの数値を探すほどでもないという方がほとんどでしょう。
又は、テクニカル分析についてあまり深く知らず、とにかく今すぐ使えるMACDのパラメーター設定を探したいというスタンスの場合でMACDを使うのであれば、先程のディナポリ氏のパラメータ【8 17 9】が最もオススメのMACDのパラメーター設定です。
ちなみに、私はMACDを表示するときは短期(1分足・5分足・15分足)でも、長期(1時間足・4時間足・日足)でも、まずは【8 17 9】のMACDを表示させて分析をしています。
まとめ
今回はMACDのオススメパラメーターをまとめてみました。
オーソドックスなのは【12 26 9】ですが、ディナポリ氏のパラメーター【 8 17 9 】もオススメです。
個人的には、ディナポリ氏のパラメーターのほうが機能すると感じています。
オーソドックスなパラメーターだと若干遅れが生じると感じており、ディナポリ氏のパラメーターのほうが早く機能すると感じます。
どちらも一長一短ではありますが、試して見る価値はあると思います。
今回のMACDのパラメーター設定の内容が参考になれば幸いです。最後まで読んでくださりありがとうございます。