皆さんもご存知のように、ドテンはスキャルにおいて有効なテクニックの一つです。
私自身は、レンジ相場の時に比較的ボラがあるユーロ円やポンド円で1分足を利用してスキャルをするのですが、その時に活用してるのがドテンです。
今回の記事ではドテンとドテンを使ったスキャルんピング手法について書いていきます。
FXのドテン注文とは?
ドテン売買とは、どんなトレードテクニックなのか?
どテントは決済と同時にエントリーすることで、買いエントリー(ロング)と売りエントリー(ショート)を繰り返す注文テクニックになります。
正確には、損切りしたと同時にエントリーするのをドテンと言いますが、現在では損益に関係なく決済と同時にエントリーすることをドテンというようになっています。
例えば、買い(ロング)でエントリーしていたとします。
このポジションを決済するときは買いの反対の売りで決済をしますが、このときに決済をしたのと同時に売りでエントリーを行い売りのポジション(ショートポジション)を持つのです。
そして、この売りのポジションを決済するときは買いで決済をしますが、この決済のときに決済と同時に買いでエントリーを行い買いポジションを持ちます。
これをドテンといいます。
ドテンが有効な相場と事例
ドテン売買のテクニックの威力を発揮できるのが、レンジ相場と急落からの反発のときや急上昇からの急落になるとき。
レンジ相場や小動きのときにはうねりの値幅が小さいので、スキャルをする時にドテンを繰り返して値動きについてき、売買を繰り返すスキャルピングを行うこともできます。
下のちゃーとはユーロ円・1分足のレンジ相場で、平均足とパラボリックSARを表示しています。
上記二つとも、白の矢印で記したところがドテンの箇所ですね。
ドテンは上記のようなレンジ相場などで活用することで威力を発揮するテクニックです。
パラボリックSARを使ったドテンスキャルピング
今回は先程の事例のチャートでも紹介したように、ドテンを利用したスキャルピング手法としてパラボリックSARと平均足を使ったドテン売買の手法を紹介します。
この手法は、ドテンがレンジで活躍しやすいという特徴を活用したものです。
なぜパラボリックを利用するかというと、パラボリックは元々はドテンのシグナルとして使われていたからです。
パラボリックは英語表記だとParabolic SARと表記しまして、SARというのは、Stop And Reverseの略になり、ストップ&リバースはドテンという意味にもなります。
ドテンのシグナルとしてパラボリックSARは使われるのです。
ですので、ドテンを売買テクニックとして利用したい場合は、パラボリックを利用していくことがポイントになるかと思います。
もちろん、パラボリックが表示する全てのサインで何も考えずにドテンを繰り返すのはリスクが高いです。
よって、勝率を上げるためにも多少のフィルタリングは必要ですが、ドテンを使ったスキャルピング手法を行いたいときは基本的にパラボリックと平均足を使ってればスキャルピングは可能だと思います。
やり方
やり方はとてもシンプル。
パラボリックと平均足が一致したときにエントリーし、反対方向のパラボリックが出現したら準備をして平均足と方向が一致したらドテン。
この繰り返しを1分足で行います。つまり1分足ドテンスキャル手法!です。
矢印で記したような箇所でドテンを繰り返せば、トータルで利益を残していくというスキャルになると思われます。
ボリンジャーバンドを使ったドテン
パラボリックSARはドテンのテクニカルですので、ドテンのテクニックを活用したい場合はパラボリックSARを使うのが常套手段ですが、ボリンジャーバンドを利用することも可能です。
例えば、ボリバンでドテンを利用するとするときの流れとしては、
ミドルバンドを上抜けたら買いでエントリー → +2σタッチで利食い → +2σタッチで逆張りで売りでドテン → ミドルバンドタッチでドテン
などといった感じで、ドテンを繰り返すことも一つの方法です。
FXの値動きというのは、必ず反発&反落するところがあります。それを確認するには、ボリバンは最適。
各バンドにタッチしたことで反落したり、反発したりしますからね。
そういった箇所でドテンを行うことができれば、エントリーチャンスも広がります。
又、この方法をマスターできれば、少ない時間で効率よく利益を積み上げることも不可能ではないなと感じています。
ボリバンを使う場合は、ドテン売買を1つの戦略として考えてみてはいかがでしょうか?
ドテンをやるならクリック証券FXのスピード注文が必須
ここで重要となるのがドテンが可能な注文機能なんです。
私はドテンをするようなスキャルをするときは、GMOクリック証券FXネオの注文機能を使います。
これがないと、ドテンを繰り返すのが苦痛です。
こちらがGMOクリック証券の注文画面です。
口座開設はこちら→GMOクリック証券FXネオ
このスピード注文は、エントリー → 決済 → エントリー を上記注文画面上で繰り返せるんです。
例えば、1ロットで買いでエントリーしていたとしましょう。決済の時は売りになりますよね?
その決済の時に、売りを2ロットにすると、買いポジションの決済と同時に新規で1ロットの売りエントリーができているという優れものです。
この仕組は、ストキャスティクスなどのオシレーターやボリンジャーバンドを使った逆張りをしている方にもとても人気がある注文ツールです。
詳しい解説はこちら⇒GMOクリック証券FXネオ
パラボリックを使って1分足スキャルをするときは、必ずこのスピード注文を使います。これがないと、エントリーチャンスをチャンス逃してしまうことも無きにしもあらず。
ドテンを活用したスキャルをやるときは、ボラがある程度高いユーロ円やボラが高いポンド円でやることが多いと思うので、クリック証券のスプレッドの狭さは有利になりますしね。
もしパラボリックやボリンジャーバンドを使ったドテンスキャル手法を開発するのであればスピード注文を活用してみてください。チャンス、取りこぼさないですよ。