ボリンジャーバンド、通称ボリバン。
このボリバンにはいくつかの使い方がありますよね。
・逆張り
・バンドウォーク
・エクスパンション
・スクイーズ
過去にも当ブログでこれらについては取り上げてきました。
しかし、ボリバンにも欠点があるのも事実。
それをどう補っていくか?について書いてみますね。
ボリンジャーバンドの欠点
さて、ボリバンの欠点とは一体どんなことなのでしょうか?
順張りに徹するのであれば、スクイーズからのエクスパンションでエントリーが可能。
バンドウォークだけを狙うのであれば、ミドル付近で押し目・戻り目を狙うといった使い方となります。
つまり、ボリバンスクイーズとエクスパンションだけを狙うのであれば、主だった欠点は見つかりません。
バンドウォークだけを狙うのであれば、押し目・戻り目を狙うので上昇基調の場合、2σタッチからミドルに下がってきたところでエントリーとなります。
なので、主だった欠点は見つかりません。
そう、ボリバンの欠点というのは逆張りの時に特に見えてきます。
ボリンジャーバンドで逆張りするときの欠点
例えばこちらをご覧ください。
※チャートはココのMT4⇒FXトレード・フィナンシャル(当ブログ限定上乗せキャッシュバック有)
1~5では2σタッチ、又は、2σを抜けてから下げてますが、aでは2σタッチで下げておらずバンドウォーク気味になっています。
つまり、ボリバンの欠点はココ。
バンドタッチしても逆方向に動かずバンドウォークをした場合、強めの動きになっていく可能性があるので、そのまま放置していると結構な損失になります。
上記チャートでいえば、1~5で得た利益をaの箇所の逆張り失敗で失ってしまいます。
THE・コツコツドカン になるわけです。
ボリンジャーバンドでコツコツドカンを防ぐには?
じゃあ、これをどう防ぐのか?というと、
・ナンピンして損失を軽減する
・この状況になるケースを察知する
といったことになるかと思われます。
ナンピンする場合は、ゆるスキャのように資金管理や具体的なナンピンの理由を模索し、ルールを守らないといけません。
そうでないケースの場合できることは、こういった状況になる状況を察知することがポイントになるかと。
そこで、オススメしたいのがadx。
ボリンジャーバンドとADXを組み合わせる
こちらをご覧ください
※チャートはココのMT4⇒FXトレード・フィナンシャル(当ブログ限定上乗せキャッシュバック有)
aの箇所を見てください。
バンドウォーク、又は、2σを抜けたままの動きになる場合、ADXがその値動きに沿って上昇しているのがわかります。
逆に1~5の場合、2σにタッチした個所でADXが下降に転じたりしていますね。
ADXとその値動きが一致してないということです。
つまり、逆張りしようと思ったときに、ADXをチェックして上昇しているのであればバンドウォークになる可能性が高くなるのでエントリーをしない
というルールを付け加えることが可能です。
逆にいえば、ADXが上昇してなければ、ボリバンを使った逆張りも有効ではないか?と考えられるのです。
それと、2σにタッチした後に、ADXが下降していれば反発する可能性が高く、逆張りのチャンスでもあると言えます。
ボリバンとADXを組み合わせるのもボリンジャーバンドの欠点を補うにはいいかもしれませんね。