雇用統計など、大きな値動きが期待できる指標や要人発言の機会があります。
指標が発表された瞬間はもちろん大きく動きますし、その後も値動きに影響が出てボラが上がる可能性が高くなります。
そんなときは決まってスプレッドが高くなり、トレードできる状況ではない可能性も。
そこで考えたいのがトレードする口座選び。
私がオススメするのは、ヒロセ通商 LION FXなのですが、今回はその理由について書いていきます。
指標トレードとは?
そもそも指標トレードとは一体どんなトレード方法なのか?をまとめていきたいなと。
指標トレードというのは、都度発表される各国の経済指標や要人発言などに合わせてトレードするスタイルを指標トレードといいます。
経済指標は毎日各国の指標が発表されていますし、日銀総裁の発言やFRB議事録などの要人発言というイベントもあります。
そういった指標や要人発言は、全てではないものの瞬発的にボラが上がる時があり、短時間で結構な値幅をスキャルで獲得できる事も少なくありません。
雇用統計
その最たるものが、アメリカの雇用統計でしょう。
先日の記事で雇用統計特集をしました。
雇用統計は御存知の通り、瞬発的にボラがあがり大きな値動きになります。
もちろん毎回ではないものの、やはり経済指標という面で考えると、最も大きな値動きになると言ってよいでしょう。
雇用統計の発表に合わせたトレードを行う場合、ネックになるのがスプレッドです。
雇用統計にかかわらず、大きな値動きになったときは必ずと言ってよいほどスプレッドが拡大します。
スプレッドが拡大することがどのような影響をもたらすかというと、スプレッドが広がった影響で不利な状況で注文&決済をしなくてはいけなくなるのです。
「ボラが上がって値動きが大きいのにスプレッドが広すぎて決済できない」、そんな状況になっているのですね。
それを回避するためにはどうしたらいいのか?
BID&ASKを基準とした注文&決済をすればいい
そもそもスプレッドというのは、BIDレート(売り)とASKレート(買い)の差のことをいいます。
スプレッド0.3銭の場合、BIDレート110.00 ASKレート110.003 です。
買い注文の場合はASKレートで買い、売り注文の場合はBIDレートで売ります。
そして、決済は反対のレートで行われるので、ASKレートで買った時の決済はBIDレードで決済をし、BIDレートで買ったときの決済はASKレートで決済されます。
スプレッドが広がっているとどうなるのか?
スプレッドが1銭の条件で例えてみましょう。
ASKレート110.00円で買っていたポジションがあるとして、指標で急上昇したとします。その時のレートが、BIDレート110.10 ASKレートが110.30円になっていたとしましょう。つまりスプレッドが20pipsに広がっているとイメージしてください。
110.00円で買っていたので、この時に決済をすれば10pipsのプラストレードですね。
しかし、ASKレートは110.30円なので、本来のスプレッドであれば110.29円で決済ができて29pipsのプラスだったかもしれません。
※本来は中央値というのがあるのでもう少し複雑になりますが、例なのでシンプルな表現にしています
スプレッドが広がっても良いことは何もない
上記はプラスになったがプラスの幅が小さかったという例ですが、マイナスになる例も多々あります。というか、スプレッドが広がることで得られる影響はマイナスなことが多いです。
先程と同じく、110.00円の買いポジションを持っていて、損切り注文を109.90円に出していたとします。
110.10円あたりまで上昇した所で、経済指標の発表がありスプレッドが拡大しました。
BIDレート109.90円・ASKレート110.20円になったとしましょう。
スプレッドが拡大したことで、スプレッドが拡大していなければ執行されなかったであろう損切り注文(例の109.90円)が執行されてしまいます。
本来のスプレッドであれば損切り注文が執行されなかったはずなので、無駄な損切りになってしまったわけです。
そこでBIDレート&ASKレートを基準とした注文を出しておけば、これらを防げます。
BID判定買逆指値、ASK判定売逆指値注文
ヒロセ通商 LION FXにはこの機能が搭載されています。
この機能を使うと、スプレッドが拡大したときの損失を防げる可能性が高まります。
通常、買いポジションを持っている時の逆指値注文(損切り)はBIDレートを基準に発注します。
仮に110.80円で損切りを出していれば、BIDレートが110.80円になった時に決済が執行されるというイメージです。
ASKレートが110.80円になったら決済されるという事ではないのです。
しかし、スプレッドが広がってしまうとどうなるのでしょうか?
中央値が110.00円でスプレッドが20pips広がると、BIDレート109.90 ASKレート110.10 になります(もう少し複雑ですが例なのでシンプルにしています)。
この時に109.90で損切りの注文を出していれば執行されてしまいます。なぜならBIDレートが損切り注文のレートになったからですね。
しかし、ここでヒロセ通商LION FXの機能を使ってみると・・・
買いポジションの場合、BIDレートで損切りのレートを指定しますが、この機能を使うとASKレートでレートの指定ができます。
つまり買いポジションを持っていて、通常であれば損切りはBIDレートになりますがASKレートを指定できるということです。
ASKレートが指定されたレートになった時のBIDレートで成行き決済をするという指定が可能なのです。
これを利用すれば、スプレッドの拡大の影響を受けません。
なぜなら、ASKレートを基準に発注してるからです。
指標トレードを行うのであれば、この機能は必須となるでしょう。
現段階ではLION FXのみの機能となるので、指標トレードをしたい場合はLION FXでトレードしてみてください。
まとめ
ここまで割りと複雑に説明をしてきましたが、ここでまとめてみましょう。
- 指標発表や要人発言はボラが急上昇する
- 短時間でそれなりの値幅が取れるチャンス!
- しかし指標トレードはスプレッドが広がる
- スプレッドが広がって良いことは無い
- どうしたらいいのか?
- スプレッドが広がっても影響を受けにくいヒロセ通商LION FXの機能を使う
ということになります。
指標トレードは短時間でかなりの値幅が取れるチャンスです。
しかしスプレッドの広がりがあるから敬遠していた人も多数いると思います。
そこで、ヒロセ通商 LION FXの機能を使ってスプレッドの悪影響を受けずにトレードしてみてはいかがでしょうか?
私も指標トレードはLION FXのみで行っています。