「HLバンド(ハイローバンド)を使ったトレード手法はあるのでしょうか?もしありましたら教えていただけますでしょうか?」というメールをいただきました。
こういうメールを頂けるというのはなんだかとても嬉しいですね。
過去にもHLバンド(ハイローバンド)について書いてきました。
参考>>> HLバンド(ハイローバンド)とRSIの組み合わせ
で、今回はHLバンド(ハイローバンド)だけを利用したトレード手法を紹介してみますね。
HLバンド(ハイローバンド)とは?
HLバンドとは、指定した期間の高値と安値をラインで表示するテクニカルで、バンド系のテクニカルの一種ですね。
ボリンジャーバンドとは違い、なめらかな曲線を描くのではなく、直線で表示されるのがぼりバンドの違い。又、計算方法はとても簡単で、指定した期間の高値と安値を表示してるだけとなります。
例えば、期間を20にしたら、過去20本のローソク足の高値と安値を表示します。高値と安値が更新されたらラインが階段状になるのも特徴の一つです。
HLバンド(ハイローバンド)は上下のバンドに注目されがちですが、私としてひあ中央線という真ん中のラインがとても使い勝手が良かったです。
高値と安値のちょうど真ん中なので、売り買いのどちらが優勢か?を判断するにも重宝しました。
さて、HLバンド(ハイローバンド)を使ったトレード手法ですが、順張りと逆張りがあります。
今回は順張りのトレード手法を紹介していきます。
HLバンドを使った順張りのトレード手法 その1
HLバンド(ハイローバンド)を使った順張りのトレード手法としては中央線を利用した手法とブレイクアウトを使った手法です。
中央線を利用したトレード手法は、
・中央線を下から上に抜けたらエントリーをし、上のバンドにタッチで利食い
・中央線を上から下に抜けたらエントリーをし、下のバンドにタッチで利食い
といったトレード手法。
こんな感じです
白い丸でエントリーして黄色の丸で利食いです。
HLバンドを使った順張りのトレード手法 その2
次のトレード手法はブレクアウトの一種で、こんな感じになります。
・上下どちらかのバンドが階段状になったらその方向にエントリーする
といったシンプルな手法です。
こんな感じになります。
この手法はHLバンド(ハイローバンド)の特性を活かしたトレード手法です。
HLバンド(ハイローバンド)のバンド及び中央線が階段状になったときというのは、高値の切り上がり・安値の切り下がりが発生するケースが多くなります。つまり、トレンド発生の初動になることが多いのです。
この特性を活かしたのがこのトレード手法です。
階段状になるのを待つだけなので、手法としてはとてもシンプルです。
仮に上下どちらかのバンドが階段状になってたとしても、中央線当たりまでの押しや戻りを確認してからエントリーするのでも遅くはないです。
ボリバンですと、色々なセオリーがあり、その知識が邪魔をしてトレードの判断を鈍らせることが有りますが、HLバンド(ハイローバンド)の場合はセオリーがあまりない、というか、あまり認知されてないので無駄な知識がない状態ですよね。
ですので、素直にトレードできるのではないかと思います。
尚、パラメーターは小さめの数値が良いでしょう。
HLバンド(ハイローバンド)の順張りトレード手法のまとめ
中央線を抜けたらエントリーしてバンドで利食いの手法
バンド及び中央線が階段状になったらエントリーの手法
これが主なトレード手法ですね。
大きく取りたいなら階段状になったのを確認してからのほうが良いと思います。
細かくコツコツスキャルしていくのであれば、中央のラインを利用した手法がおすすめです。
HLバンド(ハイローバンド)はボリバンなどのバンド系のテクニカルと比べて、まだまだ情報や活用方法が少ないです。
だからこそ、余計な雑音が入らずにトレードできるのでバンド系のテクニカルを探されてる方にはもってこい。
それに、高値安値を利用してるのでトレンドの参考にもなります。是非利用してみてください。
尚、HLバンド(ハイローバンド)は仕組みがそれほど難しくないので、Fx業者に搭載されてるチャートで十分だと思います。
HLバンド(ハイローバンド)のためにMT4を新たにインストールして・・・と考えてるようでしたら、業者のチャートで十分だと思います。
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