チャートの足とえば
ローソク足 と 平均足
ですね。
平均足は方向性がわかりやすく、
ローソク足はそれ単体で相場分析ができる優れもの。
そんなローソク足の中でも 十字線 について今日は書いてみます。
ローソク足の十字線
これには色々な呼び名があるんですが
今回は一番イメージしやすい十字線で表現します。
十字線については、過去の記事で何度も触れてきました。
が、ここでもう一度簡単な説明を。
こんな形のローソク足を十字線と言います。
そして、ユーロドルの日足で
もしかしたら十字線がでるかもしれないという状況です。
チャート⇒FXトレード・フィナンシャル
さて、
酒田五法を代表とするローソク足の形の組み合わせや
形による分析はたくさんありますが
とりあえず十字線を覚えておくとよいことがあると思います。
なぜ十字線を覚えておくといいのか?
十字線は相場の転換を表すと言われてるからです。
十字線が現れるということは、
始値と終値がほぼ同じということ。
つまり、売り と 買い が拮抗してるという事が言えます。
売りたい人と買いたい人が同じ。
ということは、方向性がない とも考えられるわけです。
ダウ理論によれば、
上昇トレンドは高値安値が切りあがる状態であり
下落トレンドは高値安値が切り下がる状態である
つまり、始値と終値が同じになることはありえないわけです。
十字線が出た場合、
先ほども書いたように売り買いが拮抗してるため
一時的に方向性が失われるということになります。
なので、転換の予兆として考えられています。
十字線が出た場合、重要なのは次の足。
次の足がどうなるか?
十字線が出た次の足の方向性は?
を見る事で次なる方向性が見えてきやすいのです。
逆にいえば、
上昇局面で十字線がでたからといって
必ずしも下落するわけではないし
下落局面で十字線がでたからといって
必ずしも上昇するわけでもない
もしくは
上昇局面からの一時的な下落(押し目)で
十字線が出たからと言って
必ずしも上昇(押し目が確定)とも限らないし
下落局面からの一時的な上昇(戻り)で
十字線が出たからと言って
必ずしも下落(戻り確定)とも限らないのです
十字線が表すのはあくまでも方向が転換するかもしれないよ
ってことを表現してると考えておく。
で、次の足などでどうトレードするか?を検討するのが
堅実な使い方だと思います。
とにもかくにも、十字線は注目しておいてよいと思います。
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