数あるテクニカルの中でも、やっぱり使用頻度が高いのはMACDですね。
FX・株に限らず、MACDを利用してトレードしている人はとても多く、数億稼ぐ人から負け続けてる人まで、とにかく利用している人の幅が広いです。
そんなMACDですが、使い方がいろいろあるというのもここ最近の記事で書いています。
その中でもMACDのダイバージェンスはとても機能するので、私はMACDのダイバージェンスを多用しています。
そこで今回は、満を持しての登場!
MACDのダイバージェンスを表示するMT4のインジケーターの紹介をしていきます!
MACDのダイバージェンスを表示するインジケーター
正直言って、MACDのダイバージェンス発生を自力で見つけるのは面倒ですし、わかりにくいです。
そこで、MT4のインジケーターを探していたところ、MACDのダイバージェンスを表示してくれるインジケーターを発見。
見つけてからかれこれ1年位経ちますが、かなり気に入っていてめちゃくちゃ使っています。
そのインジケーターがこちら
FX5_MACD_Divergence_v1.1
というインジケーターです。
ダウンロードとインストール
ダウンロードとインストールは簡単です。
まずMT4のターミナルを開きます。
次に、ライブラリのタブを開き、名前の箇所をクリックしアルファベット順にソートして、Fの箇所を探しましょう。
FX5_MACD_Divergenceを見つけたら、チャートにドラッグ・アンド・ドロップ。
すると、FX5_MACD_Divergenceが表示された後に、FX5_MACD_Divergence_V1.1がチャートに自動的に表示されます。
おそらくですが、ターミナルのライブラリに表示されているのは旧バージョンで、FX5_MACD_Divergenceをチャートにインストールすると、自動的に新しいバージョンのV1.1がインストールされるようになっているのだと思います。
ですので、利用するのはFX5_MACD_Divergence_V1.1にして、チャートに表示されているFX5_MACD_Divergenceは削除してOKです。
パラメーターの設定と解説
上部の部分はMACDのパラメーター設定なのでわかりやすいと思います。ここは普段自分が使っているパラメーターでOKです。
デフォルトだと12.26.9になっているので、それでOKだと思います。
重要なのはその下。
Indicator settings という箇所がありますが、そこでDivergenceの表示について決めていきます。
draw Indicator Trendline | インディケーターにラインを引くかどうかの選択です。これはtrueで良いでしょう。そのほうがわかりやすいです |
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draw Price Trendline | この設定はローソク足のチャートにダイバージェンスが発生した箇所のラインを引くかどうかの選択です。こちらは好みで良いですが、ダイバージェンスに慣れていない方はtrueにしておくと勉強にもなりますし、わかりやすいです。 |
display Alert | アラートを表示するかしないかの選択です。ダイバージェンスが発生したときにアラートを表示してくれるので基本はtrueで良いと思います。 |
つまり、設定は基本デフォルトでOKでしょう。
インジケーターを表示したチャート
実際にインジケーターを表示したチャートがこちらです。
ダイバージェンスが発生した箇所に矢印が表示されていますね。
緑色の矢印 | ロングを示唆したダイバージェンスの箇所を示しています |
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赤色の矢印 | ショートを示唆したダイバージェンスの箇所を示唆しています |
見ていただけるとわかるように、矢印が出たあとの値動きは矢印通りの値動きになっていることがわかると思います。
通常のMACDのシグナルも利用価値はありますが、このようにダイバージェンスを利用した上でのMACDのシグナルのほうがより確実性が増すことがわかるかと思います。
FX5_MACD_Divergenceの活用方法
FX5_MACD_Divergenceの活用方法ですが、使いみちとしては2つ。
1・純粋にトレードシグナルとして利用する
2・フィルタリングとして利用する
の2つになると思っていますが、かずえモンはどちらの方法で利用しているのか?
私は両方の使いみちで利用しています。
FX5_MACD_Divergenceによるアラートが発生したときに、そのシグナルが自分的に納得できたら、FX5_MACD_Divergenceのシグナルだけ(MACDのダイバージェンスのみ)でエントリーすることもあります。
ドラゴン・ストラテジーFXやBlack AI・ストラテジー FXや手前味噌ですが2Price-FXのシグナルのフィルタリングとしても利用しています。
利用しているシグナルが出たが、FX5_MACD_Divergenceにシグナルと反対方向の矢印が出ていたらエントリーを見送りますし、逆に一致していたらロット数を上げてトレードしたりしています。
それくらい私は気に入っているインジケーターです。
MACDはダイバージェンスを利用する
ある海外のトレーダーがMACDについてこんなことを言っていたと記憶しています。
誰が言っていたかはわすれました。確か何かの書籍に書いてあったと思いますが、それも忘れてしまいました。
確かにMACDはそのままで使うよりもダイバージェンスを利用したほうが使い勝手が良いし、信頼できるシグナルになります。
しかし冒頭でも書いたように、MACDのダイバージェンスを目視で確認するのは至難の業。
ですので、FX5_MACD_DivergenceとMT4を頼り、トレードに取り入れていきましょう!
MT4は国内業者のFXトレード・フィナンシャルが最適です。私も愛用しています。
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