当ブログでも何度も何度もテーマにしている事として、ボラティリティがあります。
ボラがある・ボラがない、という風に短縮して使われていますが、本来はボラティリティという表現です。
このボラティリティというのは、我々個人トレーダーにとって見方にもなるし、試練を与えることも多々あります。
そんなボラティリティですが、ヒロセ通商LION FXにボラティリティ表があり、その表でボラティリティをデータとして閲覧できることをご存知ですか?
今回はLION FXのボラティリティ表をどうやって把握し、どうやってボラティリティ表をトレードに活かすべきなのか?を書いてみたいと思います。
ヒロセ通商LION FXのボラティリティ表とは?
まずはこちらをご覧ください。
ヒロセ通商LION FXが公式サイトにおいて公開しているボラティリティ表です。
毎日更新しているというわけではないのですが、データとしては信頼性があると間耐えています。
ボラティリティ表の計算方法は下記のようになるそうです
ボラティリティを把握するにはこういった計算式で計算すれば良いと考えられますね。
特徴的なのは、1分足4本値を利用しているという点。
よくあるボラティリティを計算するインジケーター等は該当する足の4本値を利用する事が多く、データとして使いにくい事もあるのですが、1分足を利用しているのでデータに信頼性があります。
ボラティリティ表の使い方
ボラティリティ表の使い方ですが、基本的には下記の方法を私はとっています。
・どの通貨ペアのボラが高いのか?をチェックする
・自分がトレードする通貨ペアのボラを計算する
これらを少し説明させてもらいます。
どの通貨ペアのボラが高いのかをチェックする
これは最もシンプルな使い方ですね。
どの通貨ペアのボラが高いのかをこの表で見つけます。
ポンド円がボラが高いというイメージがありますが、ボラティリティ表を見るとポンド円よりもポンド/豪ドルのほうがボラが高いということがわかります
ボラが大きいということは、うまく波に乗れればボラが小さい通貨ペアよりも短期間で値幅が取れるということですね。
ですので、もしトレードする時間が少ないという場合、この表でボラが大きい通貨ペアをピックアップして、自分がトレードしやすなと思う通貨ペアに絞る、ということができます。
自分がトレードする通貨ペアのボラを計算する
毎日行っているわけではないのですが、定期的に行っています。
- まずトレードする通貨ペアを選択します。
- 次に、直近のボラティリティをチェックします。
- その数値を1440で割ります。
- すると、毎分の平均的なボラが算出されます。
- そのデータを元に、おおよその値幅を把握します。
- 例えば、ボラティリティが2000だったとしましょう。
- その数値を1440で割ると1.38...になります。
- 四捨五入して1.4とします。
この数値が1日を通した平均的な1分間の変動幅ということがわかります。
もちろん平均なので、1.4以上になる時間もたくさんあります。
で、仮に5分足でエントリーをしていて、14:00にロングでエントリーをしたとしましょう。
10pipsくらいはほしいなと思った場合、先程の数値を使った場合は順調に行けば約7分くらいで10pipsくらいの変動が発生すると考えられます。
これはもちろんシンプルに考えた場合ですし、ある意味机上の理論ですし目安でしかありません。
しかしこういった数値を知っておけば、
「目標10pipsだったけど5pipsのプラスがあるから決済してしまおう」
という早すぎる利食いをしそうなときに、
「あ!エントリーしてからまだ3分しか経過していない。平均が1.4pipsだから10pipsまで7〜8分位は最低かかる。もう少し決済を待ってみよう」
と思えます。
このようにデータを使えば、早すぎる利食いと早すぎる損切りが少なくなると思います。
ボラティリティ表をトレードに活かそう
今回はヒロセ通商LION FXのボラティリティ表の「かずえモン的な使い方」を紹介しました。
ボラティリティ表はシンプルな表ですが、トレーダーにとってありがたい情報を掲載してくれていると思います。
今回は私の使い方を紹介しましたが、もっと良い使い方があるかもしれません。
もし発見したら教えてください(^^
ボラティリティを把握するのは結構大変です。
ボラティリティを表示するインジケーターもありますが、計算式がそれぞれ違います。
ヒロセ通商LION FXのボラティリティ表でしたら、表示されているデータの算出方法も掲載されているので、わかりやすいと思います。
ぜひ利用してトレードに活かしてみてくださいね。