コチラの記事では1分足の移動平均線のパラメーター設定について私なりの方法を開設しています
1分足に移動平均線を表示して、移動平均線を主体にしたスキャル手法を使ってトレードをしてる方も多いと思います。
それに最近では1分足に移動平均線を表示して、バイナリーオプションをトレードする人も多くなっていると聞きます。
そこで今回は、1分足に移動平均線を表示するときのパラメーターの選び方や設定、そしてアイデアについて書いてみますね。
1分足で移動平均線を使ったトレード手法
移動平均線を使ったトレード手法(スキャルピング手法)というと、
短期線・中期線・長期線
の3つか2つの期間を組み合わせるトレード手法が主な種類だと思います。
移動平均線を使うということなので、基本的にはゴールデンクロスとデッドクロスを使ったトレード手法になることが多くなります。
何れにしても、移動平均線のパラメーターをいくつか用意して複数の移動平均線を使うのが定番ですね。
私が開発した5分足のスキャル手法(20EMA手法)はまさにそれです。
10EMA・20EMA・72EMA の3つを主に表示していて、ゴールデンクロスとデッドクロス、そしてローソク足が上にあるのか下にあるのかをチェックして使っています。
移動平均線のパラメーターに意味がある?
移動平均線を使ったトレード手法の場合、結果に直結するのは移動平均線のパラメーターです。
パラメーターの設定しだいで移動平均線を使ったトレード手法による成績は全く違ったものになってきます。
では、どう考えればいいのでしょうか?
移動平均線を使ったトレード手法を考えてるのであれば、その移動平均線がもつ意味を考えると良いことがあるかもしれません。
5分足に10EMAを表示した場合、5分足10本を平均化したモノとなりますね。5分×10になるので、過去50分間を平均化した数値を移動平均線化してると言えます。
5分足に20EMAを表示した場合は、5分足20本分を平均化したモノとなります。5分×20になるので過去100分間(1時間40分)を平均化した数値を移動平均線化したものとなります。
5分足に72EMAを表示した場合は、5分足72本分を平均化したものとなります。5分☓72になるので、過去360分間(6時間)を平均化した数値を移動平均線化しているということになります。
上図は5分足に10・20・72EMAを表示したMT4のチャートです。
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つまり、5分足に10・20・72EMAを表示してるということは
過去50分間
過去100分間(1時間40分)
過去360分間(6時間)
の平均値を線として表示してることになるのです。
このように自分が表示してる時間足と本数を一度計算してみると、何を表しているのかがわかりますね。
YouTubeの動画でパラメーターについて解説したのがこちらの動画です
1分足の移動平均線はわかりやすい
先程は5分足だったので何時間という点ではわかりにくかったですね。
しかし、1分足の場合は計算が簡単なのでわかりやすいと思います。
お待ちかねの1分足の移動平均線の設定方法とパラメーター(期間)選び方をメモ的に書いておきます。
短期移動線
短期移動平均線であれば、パラメーターを5にすれば現在の足から過去5分間の移動平均が見れますよね。
ですので、短期を5に設定します。
もし短いなと感じる場合は、10あたりを設定してもいいかもしれません。
過去10分間の平均値なので、少し長くなりますね。
おすすめは・・・15とか 10 とか 5 かな。
そうすれば、過去15分間・10分間・5分間の移動平均線が見れるという風に解釈ができます。
※上図は1分足に10EMAを表示したMT4のチャートです
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・中期移動平均線
1分足の中期移動平均線は短期移動平均線よりも少し長い期間を考えたいですね。
ですので、15・30がいいかもしれません。
15であれば、過去15分間の移動平均
30であれば、過去30時間の移動平均
と考えられます。
例えば、短期移動平均線を5にした場合、中期移動平均線を15にしたり、短期移動平均線を10にしたら中期移動平均線を30にするといった感じで変更すると良いと思います。
※上図は1分足に15EMAを表示したmt4チャートです
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・長期移動平均線
1分足を使ったトレードの場合、そのほとんどがスキャルになると思います。
スキャルで勝率を上げるには高い勝率になるようにしないといけません。
そうなるとムダなエントリーを減らしたいので長期の移動平均線を用意してフィルタリングを行うと良いと思います。
ですので、1分足の長期移動平均線は60・120・240あたりのパラメーターがよいでしょう。
60は過去一時間、120は過去2時間、240は過去4時間となります。
1分足だと 本数=分数みたいに考えることができるのでわかりやすいです。
上図は1分足に60EMAを表示したチャートです
※上図は1分足に120EMAを表示したMT4チャートです
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1分足の移動平均線トレード手法の要
移動平均線を使ったトレード手法(スキャルピング)というのは、1分足だろうが15分足だろうが日足だろうが短期線と中期線をエントリーの条件にすることが多いです。
しかし要となるのは長期移動平均線。
長期移動平均線の箇所でも書いたように、3本の移動平均線を使った手法の場合、長期移動平均線は比較的フィルタリングに使ったり大きな流れを見るのに使うことが多いです。
ですので、流れが変わりやすい時間の区切りを使うと良いです。
先程の例だと60・120・240でしたね。
その他ですと、480にすれば過去8時間の移動平均をみることができます。
8時間というのは、各市場の始まりと終わりの間の時間が8時間になるので全体像が見えやすいともいえます。
それよりも長い時間となると1440移動平均線。
1分足における、1440移動平均線は過去24時間の移動平均線となります。
過去24時間ということは、一日ですね。
過去24時間の値動きの平均値というのを1分足でフィルタリングに使うというのも効果的かと思います。
ただし、1440を移動平均線で表示すると長過ぎるので見えなくなることもあります。
ですので、4本目の移動平均線として表示するのも有りだと思います。
※上図は1分足に1440EMAを表示したチャートです
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まとめ
1分足の移動平均線は
本数=分数=時間
になるので、ご自身が納得のいく時間をパラメーターにして色々試してみると良いでしょう。
色々試すうちに自分なりのオリジナルのパラメーターの組み合わせができると思いますよ。
そして、肝心なのは、移動平均線に意味をもたせること。
次に大事なのは、フィルタリングとなる長期移動平均線を用意することです。
特に1分足の場合は、トレードチャンスが多く感じるのでムダなエントリーが増えがち。
それを抑えるためにも長期移動平均線を用意するのは得策だと思います。