一目均衡表は愛用してるトレーダーも多いと思います。
そこで忘れてはいけないのが、三役好転と三役逆転。
今回はこの三役好転と三役逆転の活用法などについて書いていきます。
三役好転と三役逆転
一目均衡表の三役好転と三役逆転というのは
・基準線と転換線の位置関係
・遅行線とローソク足の位置関係
・雲とローソク足の位置関係
で判断されます。
三役好転の場合
・基準線の上に転換線が位置し
・遅行線がローソク足の上に位置し
・雲の上にローソク足が位置する
三役逆転の場合
・基準線の下に転換線が位置し
・遅行線がローソク足の下に位置し
・雲の下にローソク足が位置する
となります。
三役好転と三役逆転の事例
具体的に見てみますと
となります。
三役と雲の関係
一般的に一目均衡表を使う時に注目されるのは雲ですね。
雲抜けを主に見てる方が多いと思います。
それと、私が過去に書いた20EMAの手法では雲ではなく、遅行線(遅行スパン)のみに注目をし、トレードの判断に使っていました。
しかし、この三役好転と三役逆転は、雲だけ・遅行線だけではなく、すべての条件が整うことを意味しています。
さて、一目均衡表を使う時に、この三役好転と三役逆転を意識したほうが良いのでしょうか?
意識はしたほうがいいけど、これでエントリーするのは早計だと私は思います。
というのも、三役逆転と三役好転はあくまでも相場の方向性や状況を見るためだけに使ったほうが、トレードの参考になるのではないかと思っているからです。
私がスキャルピングを主に行っているという事も影響しているとは思いますが、三役にこだわってエントリーをするよりも、三役が出てるか出てないかを注意しておいたほうが良いと思います。
つまり、活用方法としては
三役好転してるときはロングのみ
三役逆転してるときはショートのみ
といったフィルタリングの要素として使ったほうが私は機能しやすいと感じています。
三役好転と三役逆転は方向性や相場の状況を判断するには非常にわかりやすいです。
そうやって使ってみてはいかがでしょうか?