年末が近づいてくると、年明けから行われる確定申告の書類をまとめておかないといけないなと思いますよね。
税金の事と確定申告のことを考える季節になると、今年も終わりに近づいてきたなと痛感します。
さて、FXをやっていると気になるのが税金と確定申告と、節税(税金対策)です。
※このページでは、後半で節税方法を掲載しています。
※注意点として、年内に行わないといけないので気になる方は後半を読んで下さいね。
FXの確定申告
FXで利益が出ていても、利益が出ていなくても、FXをやっているのであれば確定申告が必要なのはご存知の通り。
必ず確定申告には行って、税金の申告をしてきましょう。
バレなきゃいい、って考えだとバレてからが大変ですからね。追徴課税なんか取られた日には、結構な金額が取られてしまいます。
それにFXの脱税が結構多いし、その金額が億単位だから税務署も目を光らせていると聞きます。だから確定申告には必ず行きましょう。
FXの税制が変わったので、利益が出ていない状況でも確定申告を行ったほうがよいです。
FXの損失は繰越ができます。つまり、来年のFXで利益が出たとしても、今年の損失を計上して利益金額を小さくして税金を安くすることが可能です。
詳しい話は税理士などに聞いたほうがよいですが、ざっくりと説明するとこのようになります。
2018年に50万円の損失を出し、2019年に55万円の利益を出したら、2019年は5万円の申告で済みます。よって5万円に対する税金ということになるのです。
ですので、利益が出ていても出ていなくても確定申告はやったほうが良いのです。
この方法は自分がお願いしている税理士から聞いたことなので間違いないと思いますが、念の為お願いしている税理士さんにこのことを聞いてみると良いでしょう。
FXトレーダーの節税
利益が出ているトレーダーでしたら、税金と節税はセットで考えているのではないでしょうか。
FXトレーダーは経費にできるものが少ないので、会社を経営している人とかから比べると、節税というのはなかなか難しいのが現実です。
しかし、国が推奨してる節税方法があるので、それを利用すれば節税が可能かもしれません。
節税対策としてのふるさと納税
国が推奨しているというと語弊があるかもしれませんが、国が推進してるある仕組みがあります。
それは、ふるさと納税です。
私達には寄附金控除という仕組みを使える権利があります。
寄付金控除というのは、すごくシンプルにいうと、寄付した金額を所得から減らしますよってことです。
税金は所得から計算するので、控除を受けられれば税金は自ずと安くなるわけです。しかし、控除できるモノというのはそれほど多くないので一般的には限られてしまいます。
そこで寄付金控除です。
先程も書いたように、寄附金控除というのは年間で寄付した金額を控除するというモノ。
年間で3万円ほど何処かに寄付していれば、それは寄付金控除対象となるわけです。
普通の寄付の場合、善意で寄付をするので対価になるものはありませんよね。寄付とはそういうものですし、むしろ対価を求めてはいないわけです(ちなみに私は月間2万円ほどですが、ある団体へ寄付しています。もちろん対価はもらってません)。
ですが、寄付となるとなかなかハードルが高い部分があるのも事実です。
そこで、ふるさと納税です。
ふるさと納税は納税という表現になっているので、どこかに税金を納めるというイメージになりがちですが、実際のところはそういう感じではなく、どちらかと言えば、各地方の団体が行ってる公的な通販でサービスやモノを買うといった感じです。
ある都道府県のある市町村へ3万円の納税をするという事ではなく、3万円で販売されてる特産物などを買うというイメージになります。
その特産物などの通販は行政が行ってることなので、その金額を寄付金控除として、確定申告の際に計上できるわけです。
つまり、普通に各地方の特産物をデパートとかで買ったとしてもそれは消費にしかなりませんが、ふるさと納税を使えば寄付金向上対象になるということです。
ふるさと納税を使った節税の流れ
ものすごく簡単に言えば
- ふるさと納税ができるさとふるに行く
- 気になる特産物(お肉・お米・お魚・飲み物・ホテルや旅館などなど)を選んで買う
- その金額を確定申告の際に寄付金控除として計上する
これだけで節税になるってことです。
トレーダーで利益が出てる場合、少しでも多くの控除ができれば、税金をトータルで減らすことができます。
トレーダーは経費にできるモノが少ないです。
なので、ふるさと納税を利用すれば、美味しいものなども貰えるし節税になるし、で言うことなしです。
非常にお得なので、利用してみましょう。
尚、寄付金は年間で計算するので、もしふるさと納税で寄付金控除をしたい場合は、年内に行わないと意味がありません。
年明けにふるさと納税のサイトでお米とか買っても、来年の税金には影響しないので気をつけてくださいね。
とにかく、今年中にふるさと納税利用しておきましょうってことですね。
>>> WEBでふるさと納税!さとふる