トライオートFXのレンジ追尾について、概要などを先日書きました。
レンジ追尾は正直言うと、一般的な自動売買とちょっと違ったトレードになるので、取り組みにくいイメージがありますが、一度理解してしまえば、メリットがわかるかと思います。
私自身はそうでした。
ということで、今回はレンジ追尾の詳細についてです。
レンジ追尾の注文はどのようになるのか?
レンジ追尾は基本的に両建てになります。
注文は、買い注文と決済注文がセットとなって注文が執行され、同時に、売り注文と決済注文がセットとなって注文が執行されます。
尚、決済については予め値幅を指定しておきます。
例えばですが、100円ジャストで買い注文を入れたとしましょう。
値幅は20pips。
この場合、100.00円でロング注文が入り100.20円に決済注文が入ります
※説明のため手数料・スプレッドは例に入れていません。
と同時に、100.00円でショート注文が入り99.80円に決済注文が入ります。
100.20円になったとしたら買い注文の決済が執行されて利益は20pips。
この段階で売り注文がまだあるので損失は20pipsとなります。
仮に、100.20円から下落して、99.80円まで下落したら売り注文の決済が執行されて20pipsのプラスとなります。
イメージとしてはこのようになります。レンジ向きということがわかりますね。
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決済後の新規注文はどうなるのか?
先程の例は一つの注文だけでしたが、実際には複数の注文を出しておくことになります。
おそらく、売り買いひとつずつといった注文は出さないと思われます。
ではどのくらい出すのかというと、これは自分で設定ができるので、資金と相談しながら注文を出すと良いかと。
大体の資金の目安が管理画面上で表示されるので、資金量に応じて出すと良いと思います。
で、複数注文を出すということですが、二つ目・三つ目の注文がいつ執行されるのかが気になるところですよね。
これは、決済した所で注文が執行されます。
先程の例で言うと、100.00円で100.20円で決済する買い注文と99.80円で決済される売り注文が執行されました。
100.20円で決済されたら、それと同時に、100.40円で決済される買い注文と100.00円で決済される売り注文が執行されます。
このように、決済されたところで再度買い・売りの両方の注文が執行されるというイメージになります。
レンジ向きな理由
レンジ追尾という名前の通り、レンジ向けな注文となります。
両建てをするので、決済されて利益がでても損失が出たままになりますが、戻ってくることを見越したうえでの注文になるのでコレは仕方がありません。
この辺りに対してどうつきあっていくのか?がレンジ追尾を攻略していくうえで重要なポイントになりそうです。
これをカバーできるかできないかがかなり重要になるのかなと感じています。
次回以降、このあたりのメリット・デメリットをどうやって活用し、解消していくのかを考えていきたいと思っています。
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