基準線と転換線を使うにはどうしたらいいか？を
ここの所書いていきました。
※一目均衡表の基準線だけを表示してみよう
※一目均衡表の基準線と転換線で雲を作る方法
今回は、なぜ基準線と転換線を使うのか？ この理由について書いていきます。
移動平均線が合わない人は基準線と転換線が合うかもしれません。
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基準線と転換線を使う理由ですが、大きく分けて二つあると思います。
一目均衡表の中で軽減されがちだけど
転換線と基準線は非常に機能する
のが一点。
もう一つが、
移動平均線よりも変化がわかりやすい
という点です。
移動平均線よりも変化がわかりやすいというのは、
計算式に違いがあるのも関係しますが、
基準線と転換線のほうが視覚的にわかりやすいんですね。
こちらをご覧ください。これは移動平均線（ＳＭＡ）です。
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移動平均線は滑らかな描写になりますので、移動平均線の数値に変化があったことが初心者にはパッと見た感じでわかりにくいこともあります。
よく、移動平均線の傾きが・・・という表現がありますが、この傾きというのが初心者さんや移動平均線が合わない人にとっては見えにくい、というか、判断しにくい部分であります。
しかし、基準線と転換線は変化がわかりやすいんです。
こちらをご覧ください
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基準線と転換線に変化があった時は、このように各線が移動していますよね？
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斜めに変化したりしているのがわかりやすいと思います。
基準線と転換線の計算式は
（○本の足の最高値+○本足のの最安値）÷2
となります。
９であれば、過去９本の足の最高値と最安値を足して２で割ります。
この数値に変化があると、先ほどのように傾きがでたり変化ができるわけですね。
基準線と転換線に変化があるということは、最高値と最安値に変化が出たということもであるので、ダウ理論的にいえば、高値の切り上げや安値の切り下げが発生したと考えても良いわけです。
となると、基準線と転換線に変化が出た場合は、ダウ理論的な動きになった可能性があると判断できます。
基準線と転換線が右斜め上に傾いたりしたら、上昇の傾向があったと パッと見て わかりますよね。
逆に、右斜め下に傾いたりしたら、下落の傾向が表れたと パッと見て わかるわけです。
これが、基準線と転換線を使う理由 だったりします。
これはあくまでも 移動平均線が合わない人 向けな内容になるので、移動平均線が使い慣れてる人は参考にしなくても良い内容だと思います。
それに、移動平均線が使えないというわけではありません。私は２０ＥＭＡを愛用していますので。
が、移動平均線がイマイチ使いこなせないとか、移動平均線はゴールデンクロスとデッドクロスしか使い方がわからないという人には向いているかもしれません。
いずれにしても、一目均衡表の基準線と転換線は使い方によっては、非常に強力な武器 になるかと思います。
一目均衡表を追求していくと、ホント面白いというか、勉強になるというか、すごいテクニカルだなと感じています。
一目均衡表のバイブルともいえる書籍がありまして、それが一目均衡表の研究という書籍になります。
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